ウガンダによりみち。

人生の寄り道でウガンダの村に来ました。新しい発見があるといいな。

8月9月のふりかえり

こんにちは。おおのです。

 

8月のふりかえりと9月の目標設定を怠りました。すみません。

 

8/25-9/17までターム休み(学期休み)だったので活動的には特に変化なく。

おでかけしたり、美味しいもの食べたりして、わたわたしたりしていました。お休みの方が忙しいぐらい充実していて、とってもリフレッシュできましたー。周りに話す人がいると、ネット依存度が減りますね(笑)

 

ということで8月の目標を8月9月のやったことでふりかえります。

8月の目標はこちら。

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目標1:タームレポート作成

背景:

8月でターム2(2学期)が終わりました。

節目にタームレポートを作成することで、以下のことができると思い、この目標を設定。

  • 今学期のふりかえりとこれからの活動の進め方を考える。
  •  私が何をやっているか、どんなことを考えているかを同僚たちに知ってもらう

ターム1(1学期)にもやったので継続です。

 関連記事

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結果:◎

ターム2最終日に間に合うようにちゃんと書きました!同僚からのフィードバックもいれて。

どうやってフィードバックをもらったかはこちらをどうぞ。

oochan-uganda.hatenablog.com

ターム2最終日の朝、同僚3人のうちに2人に渡しました。遅れてきたもう1人の同僚が他の2人が私のレポートをもらった話を聞いたみたいで、私をみつけるなり、「私へのお手紙は?」って言ってくれました( ^ω^ )

ターム1にも渡していたこともあり、楽しみにしてくれていたようです。

 

今回も気を付けたことは、A4表裏1枚におさめること(長くても読んでくれない思うので)。

するとそのかいがあってか「Smallだけどdetailだね」っというお言葉を頂きました!わーい。

 

読み手が食いつきそうなネタを入れるのも一つの目標としています。今回はマトケを調理してみた話を書きました。マトケ好きのウガンダ人、想定通り食いついて挑戦したことに喜んでくれて笑ってくれました。

 

ターム2のレポートはこんな感じです。

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これから:

同僚も喜んでくれているみたいですし、自分のためにもなるのでターム3終了時も書きまーす。

ただ、やったことまとめていくと、やった気になっちゃうのでその辺注意ですね。 

目標2:○○訪問!

背景:

ウガンダに来て8か月。日々の生活がマンネリ化してきたので、新しい発見と出会いを求めたくて、何かしらの開拓をしたくてこの目標を設定。

結果:◎

1.ザンビア訪問

初のウガンダ外旅行は、世界三大瀑布の一つビクトリアフォールズが見たくてザンビアに行ってきました。

www.instagram.com

ザンビアのレベルはウガンダとどっこいくらいかなって思っていたんですが、インフラ(水・電気・道路)も町の発展レベルも食べ物も交通マナーもウガンダ完敗でした。なのに物価は安くてザンビア素敵な国です。

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2.難民定住地(キャンプ)訪問

ウガンダは現在、アフリカ最大の難民受け入れ国になっており、日々、南スーダンコンゴブルンジソマリアなどから難民と呼ばれる方たちを受け入れています。今は内戦が続く南スーダンから多くの方が来ており、過去11か月で毎日平均2000人もの方々が来ているようです。

afri-quest.com

ターム休みの間に、先輩隊員たちと共に、普段は行くことができない難民定住地(難民キャンプ)を訪問させていただき、定住地内の小学校で運動会をしてきました。

ちなみに訪問したのは、コンゴ国境近くの定住地で、そこはコンゴから来た方が多いようです。

 

定住地内の町の風景は撮ってはいけないということだったのですが、運動会の写真は撮影&掲載許可を頂いたので何枚か素敵な笑顔たちを共有します。

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ボール運びの代わりにジャックフルーツ運び

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棒取り合戦の代わりにシュガーケン取り

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応援する子供たち

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リレー

興味本位で参加した今回。運動会が始まるまでハプニング続きでばたばたでしたが、

子どもたちの楽しそうな笑顔はそれがどこであれ誰であれ、私たちも笑顔にさせてくれるなって思いました。

 

貴重な経験をさせてもらいました。そしてもっと知らないといけないことがいっぱいあるなと思いました。実際見るのと聞くのとの違いを感じますね。

これから:

これからもいろんなところ行って新しい発見をし、ウガンダについてより知っていきたいと思います。 

目標3:ウガンダ情報発信

背景:

もともと私の活動・暮らしとウガンダのことを(私を送り出してくれた人たちに)知ってもらうために始めたブログ。自分の書いた記事を見返すとウガンダ情報の発信頻度が少ないなと思ったので、あえてこの目標を設定することで、ウガンダについて書くことを意識しようと思いました。私の活動よりもウガンダ情報の方が需要ありそうですしね。

結果:◎

ウガンダと言えば…でみんな知りたいかなと思ったのは食。なのでウガンダのバナナ情報と主食マトケの作り方を発信。

oochan-uganda.hatenablog.comoochan-uganda.hatenablog.com

アクセス数もいつもより多かった!やっぱりみんな私の個人的な活動よりウガンダ情報の方が知りたいよねって。

あとはウガンダの実情、人口についても書いてみたり。

oochan-uganda.hatenablog.com

ウガンダについて書くために調べものをしたりもするので、自分の知識も深まるなって。

これから:

引き続き、自分の記録用の活動情報と共に、ウガンダ情報も発信していきたいと思いまーす。知りたいことある人は教えてね。

8月9月のまとめ

楽しかった2か月でした!

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10月の目標設定しました!

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ウガンダ在住の私がザンビアに行って驚いたこと。(交通編)

ウガンダに来て8か月。

初のウガンダ外旅行でザンビアに行きました。そこでウガンダナイズされている自分に気づきました。

 

ウガンダにいる私がザンビアで驚いた交通事情についてまとめます。

1. 一人一席座れるタクシー

ザンビアの空港についてから首都ルサカの町中までタクシーで移動しました。

ザンビア隊員の人から4人乗りのタクシーで200K(クワチャザンビア通貨)、7人乗りで300Kくらいって聞いていました。

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空港の外に出ると客引きのお兄ちゃんが来て、(ルサカの町中まで)300Kだよ」と言われました。私(たち)の頭の中は「200Kでしょ?」と。

なので交渉。

 

時間がなかったので、ちょっと安くしてくれた値段でOKし、お兄ちゃんに連れられ車に向かいました。すると7人乗りの車が目の前に。

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私たちは5人ザンビアに行っていました。ウガンダでは5人で4人乗りの車に乗るのなんて日常茶飯事。なので、普通の4人乗り乗用車(4人+運転手)に乗ると勝手に思い込んでいました。

 

が、なんと7人乗りの車が目の前に。一人一席。ゆったり座れた。快適!

 

値下げ交渉してごめんなさい。私たちの人数を見て7人乗りの車を使おうとしてくれたお兄ちゃん、ありがとう。(それが普通なのにね。)

 

ちなみにウガンダでは乗用車(一般的に考えるとお客さん4人+運転手の車)に9人(前列4人+後列5人)詰め込まれたりします。

こんな感じね。

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先日ウガンダで、運転しないのに、運転席に座りました。

2.バスが予約制。席まで決まっている。

首都のルサカからビクトリアフォールズがあるリビングストンまで小型バスで移動しました。こんなやつ。

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時刻表があり、好きな時間の便のチケットを事前に買うことができるんです。そして座席まで指定。なんと素晴らしい。

 

ちなみにウガンダでも都市間移動にはバスを使います。しかし、ウガンダでは客が集まり次第出発パターンが王道です。

 

バス乗り込む前にいつ出発するの?って聞くと「Right now!」と言われますが、席に座ってから出発まで2時間以上かかることも少なくありません。

 

そしていっぱいにしたいがため客を乗せすぎたりして、席が足りなくなり、移動中に通路で立ちっぱなしの人もいたりします…そんななる前に早く出発してよ!って思います。

 3. シートベルトしているザンビア

リビングストンまでのバス。ふと他のお客さんを見ると、なんと、シートベルトをしていたんです。

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一方ウガンダから来た我々は・・・・してませんでした。ごめんなさい。

 

ウガンダでは(一人一席で座れない/シートベルトが壊れている・ついてないなどで)シートベルトが機能しないことが多く、シートベルトする習慣が消え失せていましたね。

4. バイクが少ない

ウガンダではそこら中にバイクがいます。通称ボダボダ(boda boda)/ボダ

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このボダが庶民の足となっています。

ボダたちが車と車をすり抜けるように走ったりするのでもう、首都は日々、大渋滞です。

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ウガンダでは至る所でみるバイクを、ザンビアではほとんど見かけませんでした。

交通ルールもしっかり守っていて、首都でも渋滞はなく快適でした。

 

ちなみに危ないのでボダに乗ることはJICAから禁止されています。

おわりに

私が行った首都ルサカと観光地リビングストンは道もきれいでがたがたせず、前の車を追い抜こうと飛ばす車もなく、すごいなと思いました。終始快適、身の危険を感じませんでした。

(田舎の方に行くとまた状況は変わるのかもしれませんが。) 

 

ということでウガンダにお越しの際は、気を付けてください。

でもおもしろい経験ができると思いますよ!

 

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ウガンダでスヌーピー描いたら、「What’s this? A dog?」って言われたときの話。ー同僚からフィードバックをもらうためにしてみたことー

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こんにちは、おおのです。

更新があいてしまいましたが、元気です。

 

タイトルそのままの話です。

フィードバックをもらいたいなと思ってスヌーピーを描いてみた話です。

私の画力の問題なのかどうか、判断してみてください。

フィードバックがほしい。

ウガンダで活動をしていると、「周りはどう感じているのだろう」「これで良いのかな」と不安になったりします。日本で働いているときみたいに、ダメ出ししてくれる人もいないですしね。

 

日本にいたときは、指摘されることが怖かったんですが、今は指摘されることのありがたさを感じます。指摘されることで、求められている方向に軌道修正をかけられるし、新しい気付きをえることができるし。

 

指摘もそうですが、「いいね」って言ってくれるだけで、どれほど支えになることか。

ただの承認欲求ともいいますね。

 

相手にどう思われているか知ることで、新しい方向性も見えてくるなと思って、同僚からフィードバックをもらいたいと思いました。

(あと、いいねって言ってほしくて…笑)

 

どうやったらフィードバックがもらえるか考えた。

ターム(学期)終わりに、フィードバックシートを作って書いてもらえばいいんじゃないか?って思いました。

そして、こんなものを作ってみました。

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項目は

  1. よかった点
  2. もうちょっと頑張ろうな点(改善点)
  3. 来学期に一緒にやってみたいこと。

ちょっとしたこだわり。

ウガンダにはない日本の季節感を演出。Term1(4月終わり)に渡したので、桜のイラストを入れてみた。

 

これを渡したら、書いてはくれるだろう

と思いました。

 

が、私が書いてもらいたいだけなので相手からしたら、めんどくさいな、と思われるだろうと思いました。

 

じゃあ。どうすれば少しでも気持ちよく書いてくれるだろうか?と。

 

そこで、

 

人にやってもらいたければ、自分がまずやらないと

 

と思いました。

 

なので、私もお手紙を書いて渡そう、そして、その返事としてフィードバックをもらおうと思いました。

 

そこでお手紙を書いてみた。

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ちょっとかわいくしたくてスヌーピーさんに登場してもらいました。

このスヌーピーレターとともに、フィードバックシートを渡すことにしました。

渡してみた。

お手紙を渡してみました。

そうするとにやにやして読んでくれました。うれしかったみたいです。

 

が、そのあとで、わたしの描いたスヌーピーを指して

「What’s this?  A dog?」って。

 

え?スヌーピー知らないの?って思って、

グーグルで検索して、本物のスヌーピーを見せましたが、反応はなく・・・・。

世界中で大人気のスヌーピーだと思っていましたが、ウガンダでは知名度なかったみたいです、、、笑

 

でも、「A dog?」って言ってくれたってことは、スヌーピーが犬だとは判断してくれたみたいですね。

 

そして、無事フィードバックももらうことができました!

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「ここ、喜んでくれていたのかー」とか「あ、はい、気を付けます」とか「そんなことしたいと思っていたのか」ということが分かり、私もにやにやしながら読むことができました。

 

実際、Term1(1学期)の終わりにやりたいって書いてくれたことをTerm2(2学期)にやったりしました。

その後

そして、Term2が終わりに近づき、、、また同じ作戦でフィードバックをもらうことにしました。

Term2のフィードバックシート。

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日本は夏なのでひまわりのイラストをいれてみました。(無駄なこだわり)

 

そして、スヌーピーより知名度が高いキャラクターはなんだろう・・・・と考え、今回は世界のミッキーマウスさんに助けてもらおうと思いました。

 

そして、わたしからのお手紙ができました。

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さあ、ミッキーの反応は.・・・・

 

「これ知ってる?」

同僚「うん」

 (お!さすがにミッキーは知っているかーと思いながら)「これ何?」と聞く。

同僚「Cartoon」

 (たしかに、Cartoon!(マンガ)w)

同僚「で、これ何?」

 

ってなりました。世界のミッキーマウスでさえ、太刀打ちできず・・・・

来期は何書こうかなー。

 

 

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ウガンダの主食マトケを作ってみた。調理方法教えるね。

こんにちは。おおのです。

ウガンダの食べ物の代表バナナ。毎日のようにバナナを食べています。

ウガンダのバナナについてはこちらをどうぞ。

oochan-uganda.hatenablog.com

 

ウガンダに来て半年以上経ってついに、調理用バナナ、通称マトケを調理してみました。

需要はない気がしますが、その様子を紹介しますね。これでもかってくらいマトケの写真ばっかりです。

ウガンダ料理の先生

今回わたしの先生になってくれたアグネスです。かわいいでしょ。

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アグネスは17歳の女の子。私の隣人(大家さん)のところでメイドとして働いています。毎日、朝昼晩と隣人たちのご飯を作っている働き者です。

私が帰るといつも「Welcome back!(おかえり!)」って言ってくれるのでうれしいです。

 

彼女が使っているキッチン。

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壁は一面、煙で黒くなっています。

※ここで料理したので写真は暗めです、すみません。

必要な材料

マトケ

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マトケ(バナナ)の葉っぱ 

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マトケの調理方法。

要約すると、皮むいて、お鍋の準備して、蒸すして、つぶすだけ。

1.まずは皮むきから。

皮むきがとっても重要。

持ち方はこう。先端を上にするといいらしいです。

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そして包丁をザクッと入れて皮をむきます。

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皮をむいたところと皮をむいたところの間(ちょっと山っぽくなったところ)に緑色(皮)が残ったりするので、ここもきれいに取ってあげます。

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緑が残ると、できあがりが汚くなるそうです。

これが記念すべき私がむいたマトケ。

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むいたマトケは水にさらしておきます。(空気に触れると黒くなっちゃいます。)

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感想:皮が分厚く、中身はヌルっとしているので、ちょっと難しいです。むくのに時間がかかるとその分握っている時間も長くなり、バナナが黒くなっちゃって、そこをさらに削ってってやっていると、私が一本むき終わる間に、アグネスは4~5本むき終わっていました。さすがプロ!はやい!
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マトケをむいた勲章。
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もれなく手が黒くなります。

粘性もあり、これを洗って落とすのが大変。

 

2.お鍋の準備

お鍋の底にバナナの葉の葉柄?をこうやって敷き、水を加えます。

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たぶんここ?

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そして緑の葉っぱを上にのせる。

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その上に黄色い葉っぱをのせる。

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※黄色い葉っぱを上にすると、出来上がるマトケがより黄色くなっていいそうです。

 

そしてむいたマトケをもう一度きれいに洗って、スマートになったマトケを葉っぱの上におきます。
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そして葉っぱで包んでいきます。
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ぐいっ
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上には、葉っぱを丸めたものを重石として置きます。
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この上にさらに葉っぱを重ねて、別のお鍋で蓋をします。

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3.火をつけて、蒸します。

ガスではなくもちろん木を燃やして火をおこします。

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薪をくべるアグネス。

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火が用意で来たら、お鍋をセットして蒸します。

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待つこと1時間半。
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できました。

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4.つぶしてなめらかにします。

包んであった葉っぱ(上の方)を取り除きます。

もちろん激熱なので、水を掛けながら。

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そして、取り除いた葉っぱを水に付けます。

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そのあとは押す、
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 押す、

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押す

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するとマトケがマッシュされて、あの見覚えがあるマトケが完成します。

じゃーん。できあがり!

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きれいな黄色!

 

これをお昼用、夜用って分けて、バナナに包んでました。
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バナナの葉でパッキング

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ちなみにお皿をつかってすくうのがウガンダ流。
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5.美味しくいただく

一緒に作ったマトケを一緒に食べました。(この日のソースは牛肉です。)

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美味しかったです。アグネスありがとう。

 

おわりに

マトケの皮むきは他の野菜の皮むきよりちょっとやっかいです。皮がかたい。すべる。そして手が黒くなる。ウガンダでは女の子は小さいときにマトケのむき方を習うそうです。

 

ウガンダ人によく「マトケの皮はむけるか?」って聞かれてて、やったことがないから「No」って答えていたんですが、「(一応)むけるよ」って答えられるようになりましたー。

 

機会があればぜひマトケむいてみてください。ウガンダ人に喜ばれます。

マトケ好きなウガンダ人にとって、マトケがむけるか、調理できるかは重要なんだと思います。

 

ちなみに運動会では、マトケむき競争という種目もあったりします。
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給食用のマトケをつくるときは、こんな感じでマトケをつぶしてます。重労働。 

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ニュースから考えるウガンダ。卒業試験受験者数から見るウガンダ教育の実情。

今月頭(2017/8/3)にこんなニュースをみました。

www.newvision.co.ug

「UNEBの受験登録者数100万人を超える」

※UNEB…Uganda National Examinations Boardの略。UNEBについてはもうちょっと先で説明しています。

 

このニュースの見出しを見て、

 

えっ 100万人って少なくない?

 

って直観的に思いました。そこで本当に少ないのかどうなのか調べて考えてみました。 

はじめに:ウガンダの教育システムの概要

ウガンダの教育システムでは、小中高が7・4・2制です。(小学校は6歳からです。)

そして卒業するためには卒業試験(国家試験)に受からないといけません。試験に落ちた場合は落第して勉強し直すか、ドロップアウトすることになります。

 

イメージはこんな感じ。

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小学校卒業試験 PLE = Primary Leaving Examinations
中学校(O Level)卒業試験 UCE = Uganda Certificate of Education
高校(A Level)卒業試験 UACE = Uganda Advanced Certificate of Education

 

そして、これらの国家試験を作成している機関が、ウガンダ国家試験委員会 UNEBです。

 

つまり、「UNEBの受験者数100万人」というのは、小中高の卒業試験の受験登録者が100万人ということです。

 

ニュースを見て思ったこと

ウガンダは子どもの数が多いはず…

小中高合わせて100万人って少なくない?

日本のセンター試験の受験者が50万人とかだった気がする

 

と思いました。そこで100万人ってどういう値なのか、実際に調べてみました。(自分にとって分かりやすいように日本のデータと比べてみました。)

 

ちなみに2016年度の日本のセンター試験の出願者数は 531,880人だったらしいです。

比べてみた

ウガンダと日本の人口ピラミッド

まずはウガンダと日本の人口分布を調べました。

 

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 ウガンダは人口増加率が3.3%(2015年)で世界第6位となっており、子どもがたくさん生まれてどんどん人口が増えていっている国です。

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出典:http://www.populationpyramid.net/

 

ご覧の通り、ウガンダはピラミッド型。日本は壺型

ウガンダも日本も社会の時間に出てきた典型的な形ですね。

 

一見、ウガンダは日本より子どもの数が多いかのように見えます。

でも総人口はまだ日本の方が多い。

なので、19歳以下の両国の人数を出してみました。

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やっぱりウガンダの方が子どもの数(合計)が多かった。でも15-19歳を見ると、日本の方が多いですね(びっくり)。

 

では、

UNEB(卒業試験)の受験者が100万人ってどういうことなのでしょう。

多いの?少ないの?妥当なの?

学校卒業人数

ニュース記事に乗っていたウガンダのUNEB受験者数と(年度がひとつずれますが)日本の小中高の卒業者数(2016年3月卒業)とを比べてみました。

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参照:文部科学統計要覧(平成28年版)http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/002/002b/1368900.htm

※小学校の卒業人数は6年生の人数を書いています。

 

結果:圧倒的に少ない!

順調にいけば学校を卒業する年齢(10-19歳)の人口はウガンダも日本も大きく差はありません。が、ウガンダで今年、実際に卒業をする可能性がある人数は、これだけしかいないんです。

UNEBの受験者が全員合格したとしても100万人ちょっと。日本は就学率100%と言われる小学校だけで卒業者が100万人を超えています。

 

学校の卒業試験を受ける段階まで到達できる子たちがこれだけ少ないということです。

 

学費が払えず学校に通えない子

学校によっては、進級にハードルを設けているところもあり、進級できなかった子

妊娠してしまって学校に通えなくなった子

などいろんな事情と理由があると思います。

 

ちなみに、卒業・進級ができなかった子、様々な事情で一度学校を離れた子、入学が遅れた子もいるため、同じ学年でも年齢にばらつきがあったりします。

私がいる学校(セカンダリースクール)にも27歳の生徒がいます。

 

改めてこのニュースから何がわかったかというと、

ウガンダは学校を卒業するために、試験に合格しないといけなくて大変ね、じゃなくて、

学校の卒業試験を受ける段階まで到達できる子たちがこれだけ少ないということ

 

おわりに

やっぱり100万人は少なすぎる。調べてみて比べてみて実感しました。

 

ウガンダでは国内トップの大学の就職率ですら20~30%くらいらしいです。仕事を探すのが大変な状況です。(日本のトップの大学群の就職率は80%前後)

履歴書にはPLE, UCE, UCAEの結果を書く…そんな中、学校を卒業できなかった人たちが手にできる仕事って・・・・。

 

UNEBに合格して、大学に行くことだけがすべてではないと思います。

大学に行くことが難しい分、大事だし成功できる道と信じられていると思います。

 

日本ではここ数年で、大学に行かず、フリーランスになったりする人、ブロガーやYouTuberとして活躍する人たち、起業をする人たちが増えてきています。

必死に学費を払って、必死に勉強して、卒業しても就職口がないウガンダ。生き方・働き方の認識おいても、これまでの成功プロセスに捕らわれずLeap frog(蛙飛び)的なことがおこったりするのかなと思ったり。

 

※リープフロッグ型発展…技術などが段階を飛び越えて一気に進展する変化の形態

 ほそく(おまけ)

とある新聞には最後の方にこんなことが載ってました。(笑)

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the above number of registered students excludes those who did not register because their head teachers disappeared with candidates' money.

上記人数には登録料(受験料)を校長先生に持ち逃げされ(て登録されなかっ)た生徒の数は含まれていません。 

 

 

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