ウガンダによりみち。

人生の寄り道でウガンダの村に来ました。新しい発見があるといいな。

ウガンダのGive Away Partyに参加してみた。

こんにちは。おおのです。

 

先日、Give Away Partyなるものに参加してきました。
発見があったり疲れたり怖かったり…ウガンダらしさをたくさん体験したので、その様子をご紹介します。

※ちょっと長いです。

Give Away Partyって?

Wedding Partyの(前段の)ようなものです。


ウガンダでは、結婚する際に、花嫁さんの家族側が自分の村に知り合いなどをたくさん呼び、花嫁さんを送り出す/花婿さんに引き渡すパーティーをするようで、それをGive Away Partyと言うそうです。
そして、Give Away Partyの次の日に、花婿さん側主催でWedding Partyが行われるようです。

※英語力の問題で解釈が間違っていたらすみません。

 

同僚の妹さんのGive Away Partyに呼んでもらいました。

当日の流れ

集合と出発

パーティー会場が遠いとのことで、同僚たちと一緒に行くことになりました。車を持っている同僚が乗せていってくれるとか。


10時半ごろ家の前に迎えに来てくれました。そして他の先生をピックアップしに別の集合場所に。


一人、また一人と車に乗っていきます。
7人乗ってもまだ出発する様子がない(車は5人乗りの乗用車です)。
ま、ウガンダあるあるです。


いったい何人乗るのか…

 

 

最終的に大人9人が乗りました。
前列はこんな感じで4人乗り。もうぎゅうぎゅう

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車は日本から来た(たぶん廃車になった)中古車。かなり古いやつです。
このふっるい車ででこぼこの赤土道を進み、会場に到着。


ぎゅうぎゅうすぎて、もれなく足がしびれます

着いてから

招待状にはなにかしらが12:00からあると書いていました。着いたのは11:40。
「座ってて」って言われたので、そこら辺に座ってその辺いたおにーちゃんと話しながら待つ。他の先生たちはどこかへ。


しばらくして「こっち来なよ」と言われて見に行くと、先生たちがお手伝いしている!ご飯作ったり、運んだり。


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ウガンダではみんなで助け合いながらパーティーの準備をするみたい。
先生たち、学校よりせっせと働いている気がした。笑

 

「ゲストは何人くらいくるの?」って聞いたら、「1000人以上だよ」って。そりゃ大変。

何かの時は助け合う文化って素敵だなと思いました。

 

可愛く飾りつけたりも。 

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そしてごはんができた!Theウガンダごはん!です。
バイキングみたいな感じで好きなものをよそってもらいます。めっちゃ盛られます。


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途中からあいにくの雨となり、運ぶのも何もかも大変でした。

 

パーティーを見ながらごはんを食べるのかと思ったのですが・・・・ちがう
普通にその辺に座って食べました。

わたしのこの日のごはん。

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花嫁さんは?

ごはんタイムも終わり、「あっち(飾り付けられているところ)に行くよ」っと言われ、むかう。ついに花嫁さんに会えるのかなってうきうき。

 

でも雨でぐちょぐちょでもう大変。
こけないように必死。まさに足元の悪い中…ってやつ(笑)


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靴が泥だらけで足取りが重いこと重いこと

着いた。こんな感じ。


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(屋外なので足元はどろどろ)

そして、何やら紙が配られ、15:00からミサがあると書いている。すでに16時過ぎている。

 

ミサが開始したのは17時ごろ。すべて現地語(ルニャンコレ語)。

 

もちろん分からず…聞き取れたのは何度かでてきた

「!”$%’()=(‘&%#+<>+ キリスト*>+‘~~」

っていうワードだけです(笑)

 

ミサの最中も花婿さん花嫁さんの姿はなく…ミサは終わり…


あたりはだんだん暗くなってきました(そろそろ帰りたい)。

この時点で18時半くらい。

 

ダンスがはじまりました。


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そしてついに花嫁さんが!19時。(ここまで長かったー!)


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花嫁さんに会えたのもつかの間、「遅いしそろそろ帰るよ」って言われ帰ることに。

 

とりあえず帰る前にケーキだけ写真撮りました。かたそう。

 
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帰り道

会場から車に向かうのも大変。足元はぐちょぐちょで暗くて、しかも坂で…こけないようにいろんな人につかまって必死。


靴は泥でコーティングされた茶色い靴になっていました。

 

車に乗る前に「靴抜いで」って言われたので、靴を脱ぎ、裸足
そして帰りももちろん乗用車に9人乗り
行きとの違いは大雨の後ということ。そしてということ。

 

会場の村から出るのがもう大変。ぬかるみにはまるはまるはまる…
はまる度に男性陣が必死に押してくれる。

 
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ぬかるみから出ては、アクセルめっちゃ踏んで進もうとして、真横向いたり、盛り土の上に乗り上げたり、またズボってはまったり

そして視界はすこぶる悪い。数m先も見えない。

 

ゆっくりでいいのに、ちょっと進むとめっちゃスピード出そうとするの。
そして9人乗りでバランスも悪い

もう、アトラクション以上に怖くてアドベンチャー、生きた心地がしませんでした。

私の左半分には大きめの女性の先生が乗っかっていたので、もし転落/横転しても彼女がシートベルト代わりになるかなとか思いながら気を紛らわしたりしていました(笑)

 

同僚たちは「This is Uganda!」を連呼して、おびえている私を見て笑っていました。みんな強いなと。

 

なんとか家近くまで帰ってきました!無事ついてよかったー。(21時過ぎごろ)
近くに住んでいる男の先生と一緒に車を降りた。ふー。そして彼が玄関先まで送ってくれた。共用のゲートが閉まっていたので、一緒に待ってくれた!ありがたい。

 

待っている間ふと上を見ると、満点の空。とってもとっても星がいっぱいできれいで癒されました。
夜は危ないので(もちろん電灯なんてないので)、基本的には出歩きません。なのでこの村でこんなきれいな星空みたのは初めてで、感動!

 

そしてゲートを開けてくれた隣人が裸足で立っている私を見て、笑う。

「アドベンチャーだったのね」って(笑)

 

家に着いたら、お湯沸かしてシャワー浴びよって思っていたのに(水シャワーしかないのでケトルでお湯沸かして中和しています)、


パチってやっても電気つかず…(停電)。

 

悲しくなりました。
This is Uganda!

おわりに

結局パーティー自体は主役の登場後すぐに帰ってきたので、どんな儀式がそのあとあったのかはわからず…です。すみません。今度機会があれば…。
いろいろなことがあった長い長いウガンダらしさを体感した一日でした。

そして次の日おなか壊した・・・(‘ω’)

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